ジムはストレス発散だけじゃなくて友達ができるきっかけにもなるからさ。二週間を超えて海外にいるときは現地で探して行くようにしてる。
さて、台湾は台北の総合格闘技ジム TMMA(Taipei Mixed Martial Arts)へ通っていたときのことを書いていこう。
当時の格闘技歴は約10ヶ月。まだまだ初心者だったけどレベルに合わせた練習でまわりのジム生たちみんな感じが良くてかなり良い思い出として残ってる。
ジムの場所
ジムはMRT忠孝敦化駅から徒歩5分。ここは本館で他にも台北のあちこちに系列ジムがあるらしい。全部で5つかな。
忠孝敦化はとても賑やかなエリア。ショッピングにも食事にも困らない。お酒を飲むところもたくさん。ジムで体を動かすことよりも帰りにお腹を満たすことのほうが楽しみになってくるので困った。確実に消費カロリー以上に食べてた。体重が増えたよ。
小籠包とオムレツ
小籠包といえば鼎泰豊。でもその辺の普通の食堂でもじゅうぶん美味しい小籠包が食べられる。
焼き餃子
一般的なのは水餃子の方だね。焼き餃子のうまい店も多い。
定食
満腹確実。ジムのあとだと至福。
表にはり出してある時間割
ボクシング、ムエタイ、レスリング、散打、韓国式合気道、MMAと習える格闘技の種類は豊富。時間帯も選べるから都合に合わせやすいよ。
韓国式合気道とレスリング以外を全部受けてみた。どのレッスンも前に先生が立ち実技を見せてくれたあとペアになった生徒が真似する感じで進む。
人見知りでも大丈夫。必ず誰かが声をかけてくれるからペアになれずひとりで浮く心配はいらない。
かなり汗だくになるのでこまめな水分補給は必須。ジム内でもポカリスエットが買える。
実はクラスにレベル分けかあるんだけど、何を基準に分けてたのかはわからなかった。初級、中級、初級・中級ミックスと時間割には書かれてたけど、中級では今日が初めてという初心者に会ったし。初級には見るからに違うだろって感じの筋肉隆々男子が自信満々に動いてた。だからあまり自分のレベルも気にする必要はないかも。みんな合わせてくれるし先生も丁寧にコーチしてくれる。
入会金
ジムへの登録料が1000元だったかな。会員証の発行料とオリジナルのバンテージプラスTシャツの代が込み。バンテージとTシャツは自分へのお土産になるから嬉しいよね。
グローブはレンタル可。一回10元。スパーリングするとき用のすね当ても50元で借りられる。ロッカーもあった。
一回10元。最初の何日かは借りてたけどトレーニングする部屋に荷物を持ち込んでる人が多くてぼくもそうすることにした。
月の会費は毎日レッスンできるコースで4000元。台湾の物価を考えると高い印象ではある。
スパーリングについて
初級中級の混合クラス以上になるとあった。本気で戦うやつじゃないよ。軽く当て合う感じね。
じつは女性相手の方が苦手。力加減のうまい男性よりも目一杯殴りにくるから。油断してると余裕で顔面をやられるのでマウスピースをしてたほうが安心かも。スパーリングが怖い人はパートナーに告げよう。手加減してくれる。
日本人はいるの?
何人かいたなあ。語学留学生と日系の企業で働いてそうなわりと年配の方。他にもいたはずだけど見た目はほぼ変わらないから、台湾の人と。
あと先生でひとり日本の方がいた。まさに格闘家な風貌。でも話しかけてみるととても気さくで喋りやすかった。
中国語について
喋れなくても心配なし。スポーツは国も言葉も関係なく一緒に楽しめるからいい。ヨーロッパから来てる人たちもいて中国語が苦手な人たちはいっぱいいたよ。
もちろん中国語を喋れたほうがコミュニケーションしやすよね。きっと仲良くもなりやすいと思う。でもペアになってパンチやキックを受け合っていると勝手に仲間意識が芽生えてくる。行くたびに自然と顔見知りができるしシャイな人でも心配の必要はまったくないんじゃないかなあ。台湾ネイティヴの友達を作りたい人にはうってつけの場所だと思う。また行きたいな。